Symbol入門 その10
暗号理論
少しずつSymbolの技術について勉強中です。
まずは、入門ということで下記の公式ドキュメントを読んでいくことにしました。
日本語になっているのは非常にありがたいですね。
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2021年度が始まりましたね。 新年度もまったりいきますので、よろしくおねがいします。
今日は暗号理論について読んでみました。
Symbolはデータの整合性を検証し、署名者の身元を認証するために楕円曲線暗号を使用します。
楕円曲線暗号はデジタル署名のためのアルゴリズムで、ビットコインでも使用されています。
秘密鍵と公開鍵のキーペアを用いて、トランザクションが本人によって作成され、正当なものであることの証明に使用されます。
公開鍵は秘密鍵から生成できますが、その逆はできません。
キーペアはSymbolの様々な箇所で使用されます。 主な使用目的はつぎの5つになります。
- Main 通常アカウントを管理し、通常アカウントの資産やモザイク、ネームスペースを管理します。
- Remote リモートハーベスティングにおいて、リモートアカウントを管理します。
- VRF ハーベスティングで要求されます。
- Voting ファイナライゼーションプロセスに参加するノードに必要です。
- Transport TLS(セキュア通信)を介した転送のために、ノードが使用します。
暗号理論については以上になります。